離乳食を開始する時期は、生後5ヶ月頃を目安にスタートし、赤ちゃんの発達が順調であれば離乳食を始めます。
この頃の赤ちゃんは、何にでも少しづつ興味をもちはじめ、パパやママが食べているものに反応します。赤ちゃんが食べ物に興味を持ち始めたら、離乳のスタート時期です。
アメリカなどでは、2、3ヶ月頃から離乳食を始めることもあるようですが、まだ発達が未熟な赤ちゃんには消化ができず、アレルギーも起こりやすくなります。
また、離乳食が遅すぎるとそしゃく能力が発達しませんので、遅くても7ヶ月くらいまでは離乳を開始するようにしましょう。

そしゃくとは?
そしゃくとは噛むことで、赤ちゃんの発達において、離乳食を始める上でそしゃく能力はとても大切なことなのです。赤ちゃんの成長とともに、そしゃくの能力も徐々に発達しますので、それに適した離乳食が必要です。
赤ちゃんの成長にあわせた離乳食
初期:5~6ヶ月の赤ちゃん
口をとじて飲むことを覚えさせるため、スプーンなどをつかって飲むことを教えます。これができるようになれば、ドロドロ状のものを次第に与えます。
中期:7~8ヶ月の赤ちゃん
食べ物を、舌でつぶすことができるようになります。この頃の赤ちゃんには、舌でつぶせる固さの離乳食を与えます。
後期:9~11ヶ月の赤ちゃん
後期にもなるとそしゃく能力も成長し舌の動きも発達します。歯ぐきで食べ物を噛んで飲み込むことができるので、歯ぐきでつぶせる固さの離乳食を与えます。